愛称板の形状から推察される使用時期(昭和30年代後半~昭和40年代前半)という時代は、常磐線や東北本線の電化が着々と進んでいく時期で、優等列車の牽引においては蒸気機関車が最後の活躍をしていました。
昭和35年時点では、上野ー仙台間をC62、仙台ー盛岡間をC61、盛岡-一戸間をC61+D51、一戸ー青森間をC61が急行「十和田」を牽引していました。常磐線、東北本線がまもなく全線電化を迎えようとする頃になると、平―仙台間をC62形蒸気機関車(昭和41年、42年)が、盛岡ー青森間をC61(昭和42年)が牽引していました。「十和田」は東北本線最後の蒸気機関車牽引の定期優等列車となりました。
愛称板を眺めていると旧型客車編成の「十和田」を牽引する蒸気機関車の力走が浮かんできます。
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