深みのある緑釉は厚く掛かった箇所は濃く、薄く掛かった箇所は鮮やかに発色し樂特有の美しさが楽しめる逸品です。外側に三箇所金の筋が入り、それぞれ3・5・7と彫り込まれております。裏返すと樂印が捺してあります。共箱は蓋表に『青金入灰器 樂吉左衛門』として印が捺されております。箱脇に『樂慶入作 弐個入子』のように貼紙がしてありますが、前の所有者が慶入灰器も一緒に保管しておられたのかもしれません(想像ですが)。
内側は経年変化で若干くすんでいますが*写真⑭~⑯、外側はキレイで、キズ、お直しなく、全体の状態も良好です。*ブラックライトにて入念に検品いたしました。紐は当時のうぶ紐が付いています。
共箱。
口径18㎝ 高さ7.1㎝
▢樂弘入(らくこうにゅう)
安政4年(1857)~昭和7年(1932)
樂家12代。千家十職。11代慶入の長男。名~吉左衛門。
明治4年(1871)家督を継ぎ襲名。赤楽の箆使いが豪放で、黒樂の二重幕釉を得意とし、特に黄ハゲ釉黒茶碗が有名。。印は樂の字の幺が数字に8に見える大小の「八樂印」、紀州徳川頼倫候筆の「樂」の字印、伏見宮貞愛王からの拝領印、西本願寺用の繭形に「澆花」の印、碌々斎宗左筆の草書「樂」の字印、他に「十二代喜長」の角印を使用。大正8年、滋賀県石川に隠居。
【参考文献】
落款花押大辞典 淡交社
定本 樂歴代 淡交社
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