デナリウス / 銀貨
クナエウス・ブラシオ(Cn. Blasio Cn. f.) — スキピオ・アフリカヌス顕彰説
発行年:紀元前112–111年、ローマ造幣所
重量:3.88 g
サイズ:19 mm
ダイ軸(Die Axis):7h
表銘文
CN BLASIO•CN F
「クナエウス・ブラシオ、クナエウスの子」
図像(表)
兜をかぶった頭部、右向き。背後に星。
→ 一般には軍神マルスとされるが、伝統的に スキピオ・アフリカヌスの神格化された肖像 と解釈される。星は特別な天命や加護を示す。
裏銘文
[ROMA]「ローマ」
図像(裏)
中央にユピテル(雷霆と笏を持つ)、左にユノ、右にミネルウァ。
ミネルウァはユピテルに花冠を授ける。右内側に三日月。
→ ローマの守護神「カピトリヌス三神」を描き、国家の繁栄と神々の加護を強調。
歴史的背景
スキピオ・アフリカヌスはハンニバルをザマの戦いで破り、ローマを救った英雄として知られる。
その後の世代においても、彼の名声は「ローマを救った者(conservator)」として特別な意味を持った。
このコインの兜像がスキピオの半ば神格化された肖像であるとすれば、スキピオ家の威光とローマ国家の加護を結びつける顕彰貨幣と解釈できる。
当時の造幣官ブラシオ家とコルネリウス家の縁も、この説を裏付ける。
文献番号
Crawford 296/1
Sydenham 561b
RSC Cornelia 19
RBW 1136 var.
分類
Roman Republic, Cn. Blasio, Denarius (possibly depicting Scipio Africanus)
※コインのみになります。
写真のコレクションボックス等は付属しません。
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