渡辺幸博氏は、高校時代にクラシックギターの演奏を学んでいたことから、ギター製作の道に進み、縁あって、クラシックギター界の大御所、中出阪蔵氏の門下となりました。およそ6年間、中出氏の工房で修行の後、独立して自分の工房を構えました。ギターの繊細な作りとその音色は、師匠譲りであり、独創的なヘッドのデザインが、渡辺ギターの特徴のひとつとなっています。
材料のトップは杢目の詰まった米シダー単板、サイドとバックは豪華で華やかな板目のハカランダ単板、ネックは硬く堅牢なセドロ、指板は漆黒のエボニー、ブリッジは柾目のローズウッド、塗装はカシューのようです。また、サイドに割れ止めがあり、ヒール接合はスペイン式です。材料を薄めに使って、軽く製作されており、取り扱い易いギターです。
既に製作から49年が経過しており、現代の新しいギターでは表現できない、枯れ切ったシダーとハカランダが織りなす、華麗で底力のある音色が広がります。
経年のため、所々に小さなキズや打痕があり、トップに4箇所(ブリッジ左側の上3本、下1本)に短い縦の表面割れもあり、前オーナーが自ら塗装修繕して、あまり目立たず、まずまずのコンディションを保っています。また、試奏用の弦が張ってありますのですぐに試奏していただけます。
ギター愛好家の皆さまには、製作本数が少なく今日ではたいへん貴重な作品となっている、渡辺幸博 No.15 76ハカランダギター、をどうぞよろしくお願いします。
全長:100センチ
弦長:65センチ
弦高:約3.9ミリ 12フレット1弦
約4.4ミリ 6弦
ナット幅:約5.1センチ
ボディ幅:約9.7センチ
新品ハードケース付
新品ハードケースにプチプチを巻いて梱包します。安全にお届けします。
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